40代、それも後半の転職活動。
書類選考が通らずに困っている方も多いのではないでしょうか?
私も転職活動をスタートしてからしばらくは、連続して書類選考が通らずに苦戦しました。
どこをどう直して良いか、悩んでしまいます。
しまいには、もうどこをどう直しても書類選考に通過する気がしない・・・といったような気持ちになってしまったものです。
しかし、きちんと職務経歴書を修正して応募し始めたところ、書類選考の通過率を上げることができました。
当初の予定よりも長引きましたが、最終的には、内定獲得に至りました。
目次
40代後半の転職活動、書類選考から通らない
46歳で思うところあり、転職活動を再び開始。
合計で何社くらい応募したでしょうか。
20社~30社ほどは応募したように思います。
最初は全く書類選考が通りませんでした。
転職エージェント経由で応募しても落ち、求人サイトを利用して直接応募しても書類選考が落ちる。
40代後半、簡単に転職が成功するとは全く思っていませんでしたが、こうまで連続で書類選考で落ち続けるとさすがに気持ちも落ち込んできます・・・
一応、
と皮算用をして転職活動に臨んでいました。
しかし、あっという間に転職活動をスタートして1ヵ月が過ぎ、2ヵ月が過ぎ・・・
といった感じになりました。
そうこうしている間に仕事も忙しくなり、休日出勤をするような状態になったので、転職活動は一時ストップ。
辞めたい気持ちはMAXになりつつも、転職活動は忙しすぎてできない状況に精神的に参りつつ、仕事が落ち着くのを待つことにしました。
40代後半の転職、書類選考で落ちる理由
仕事が落ち着き始めたころ合いを見計らって、転職活動を再開。
とはいえ、同じやり方をしていてはまた書類選考で落ち続けることは目に見えています。
そこで履歴書、職務経歴書の内容を見返し、書類選考で落ちない内容に改善していくことに時間を取りました。
書類選考で落ちる理由を明確にし、そこを解消するように応募書類をアップデートです。
40代後半の転職、書類選考で落ちる理由としては、次のようなものがあります。
企業側が求める人材の年齢と乖離している
企業は求人を出す際、年齢を制限して募集することはできません。
ですから、採用したい人材の年齢があったとしても、公に年齢制限をして募集することはできないのです。
しかし実際には35歳以下まで、未経験者なら20代を採用したい、など希望の年齢があったりします。
そのため、40代が応募しても企業が採用したい年齢と乖離しているために、不採用となるケースが多々あるのです。
経験、スキルがあったとしても年齢が高すぎるから不採用、というのは実際にあります。
転職エージェントを利用している場合、担当コンサルタントから企業がどういった年齢層の採用を考えているか情報を得られることもあります。
それによって、選考突破の可能性が低い企業へ時間を遣うことを避けることができます。
職務経歴書に経験、スキルをしっかり記載できてない
職務経歴書は40代の転職活動にとって、最重要といいえる応募書類になります。
企業に伝えるべき職歴、経験、スキル。
これらがしっかりと記載されていない場合、しっかりと評価してもらうことができません。
40代ともなると、記載する職歴も多くなっているでしょう。
また転職回数が4回、5回とある方も多いと思います。
職務経歴書の書き方には型はありますが、必ずこう書くべき、といったスタイルはありません。
あなたを売り込むためにベストな書き方で経験やスキルがしっかりと伝わる書き方をすることが大切になります。
職務経歴書の職歴が分かりにくい
先ほども述べましたが、40代ともなれば職歴が多い方が大半だと思います。
企業に伝わりやすい職務経歴書を書くことを目指す必要があります。
私の場合は職歴が多めでしたので、直近から職歴を職務経歴書に記載をしました。
応募先企業に伝えたい経験、スキルは新卒で入社した会社のものではなく、直近で働いてきた企業のものだからです。
求人に応募する企業の採用担当者も、職歴は上から目を通します。
であればこそ、読んでほしい職歴から書く必要があります。
自分のスキル・経験に合わない企業に応募している
40代ともなれば、企業から求められるスキル、経験は当然ハードルが高くなります。
やる気、熱意だけでは不採用です。
未経験OKの求人に応募したとしても、高確率で不採用になるでしょう。
年齢を考えると、将来の伸びしろに期待するほど時間の猶予はありません。
即戦力として入社してすぐに成果を出したり、企業活動に貢献をしてほしいのです。
企業が求めるスキル・経験があるかどうか。
そこを冷静に判断して求人に応募する必要があります。
求人を掲載している企業がどういったスキル・経験を求めているかは、募集要項をしっかりと確認することが必要です。
また転職エージェントを利用している場合には、担当コンサルタントから詳しい情報を得ることができる場合が多いです。
あなたの職務経歴書やカウンセリング内容から、応募して選考を通過できる可能性があるかどうかを客観的にアドバイスしてもらうこともできます。
書類選考で落ち続けている場合、40代としてのあなたのスキルや経験が応募先企業の基準に達していないと判断されている可能性があります。
46歳の転職活動、書類選考で落ちた理由を振り返る
改めて、転職活動をはじめてしばらく、書類選考で落ち続けた時のことを考えてみると、応募先企業に対してしっかりとアピールできる内容になっていなかったのでは、と感じます。
職務経歴書に書く内容として、企業にこうした点で貢献できる、というアピールポイントもありますが、しっかりと企業研究する時間を取っていなかったためにアピール不足だったように思います。
40代として、どう今までの経験やスキルを活かして応募先企業に採用されたら貢献できるのか。
そこをもっとしっかりと書いていくべきだったと思います。
40代の転職はコミュニケーション力のアピールも重要
あとはコミュニケーション力もアピールすべきだと感じました。
中途で40代の人材が入社した際、企業側が危惧するのは溶け込めないこと、ということも一つあります。
入社してから分からないことを分からないまま、抱え込み孤立しないこと。
年下の先輩が多くなるでしょうから、真摯に質問してアドバイスをもらうことができる、なども大切なポイントかと思います。
入社するポジションに関わらず、コミュニケーション力は重視されるのではと感じました。
あとは、今までの会社でのやり方に固執せず、柔軟に仕事の仕方を合わせられることもアピールされるのがよいのではないでしょうか。
40代後半の転職活動、書類選考通過のために見直すべきポイント
40代の転職活動では、書類選考が難関になります。
人によっては、
「とにかく、書類選考で落ちまくる・・・(泣)」
といった状況で転職活動やめようかな・・・とメンタルが落ち込んでしまう方もいるかもしれません。
そんな時は、基本に返って応募書類を見直しましょう。
写真、書類の内容、応募条件。
手書きの履歴書や職務経歴書なら、字が汚くないか。
パソコンを使って作成している場合なら字の汚さはないでしょうけれど、文章が読みにくくなっていないか、ということは注意点になります。
あとは、忙しいと思いますが、企業研究の時間をしっかり取りましょう。
自分がもし採用されたとして、しっかりと活躍できるイメージを作れるかどうか。
具体的にどんなことで貢献できるか、面接でアピールできるかどうか。
自分では応募書類の修正ポイントに気づけない可能性も
履歴書や職務経歴書を企業に応募したとして、書類選考がでお祈りメールが連続する場合。
自分ではもう、
「どこをどう直したらいいか分からない・・・」
となってしまう可能性があります。
転職に成功する自信がなくなっていればなおさら、自分で直してもダメな気がしてしまうものです。
そうした場合、第三者に客観的に見てもらい、アドバイスをもらうのがおすすめです。
私も利用しましたが、
などのエージェントを利用するのが良いと思います。
40代でも利用することができる転職エージェントです。
経歴も関係してきますが、40代後半でも対応してもらいやすいという実感です。
昔よりは40代も採用ニーズが増しており、対応してもらえました。
内定獲得までしっかりサポートしてもらえるので、おすすめです。
私は毎回こうした転職エージェントも利用して転職活動を行っています。
BIZREACH(ビズリーチ)も活用して求人を探しました。
転職エージェントの活用はなんだかんだ言っておすすめ
転職エージェントの利用に対しては、賛否あると思います。
賛否というか、40代の方の中には転職エージェントに登録をしようとしたけれど、利用を断られた、といったケースもあります。
そうなると、転職エージェントはダメだ、みたいな感じになるのも仕方ありません。
転職エージェントへの登録、利用が断られる理由としてはいろいろです。
その最もたる理由は、
紹介できる求人がない
ということです。
40代、転職エージェントの活用法についてはまた別の記事としたいのですが、転職エージェントはなんだかんだいって、40代の転職活動には欠かせません。
実際、私の転職成功はエージェント経由の求人です。
内定獲得者の履歴書、職務経歴書も多く見てきているエージェントは、修正どころを抑えています。
そのアドバイスは素直にいただき、反映していくのがよいと思います。