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社会福祉士試験の難易度、合格率は?

40代 転職希望の男性

社会福祉士の資格取得を目指そうと思っているんだけれど、難易度が高そう・・・仕事をしながら介護福祉士資格の合格って目指せるか不安。社会福祉士試験の難易度、合格率について知りたい!
介護職として働きながら、社会福祉士試験の受験、資格取得を目指している方も多いと思います。

社会福祉士試験の難易度、合格率が気になっている方は多いのではないでしょうか。

介護業界は資格を取得することで年収が上がる業界ですし、今後のキャリアアップにも資格取得が欠かせません。

介護職員初任者研修の後は、介護福祉士資格の取得、と目標設定をされている方の中には、働きながら資格取得を目指す方もいらっしゃるでしょう。

気になるのは社会福祉士試験の難易度、合格率。

この記事では、社会福祉士試験の難易度、合格率と資格を取得するメリット、資格にまつわる情報をご紹介します。

社会福祉士試験の難易度、合格率

社会福祉士試験の難易度、合格率について、まず見ていきましょう。

第33回社会福祉士国家試験(2021年2月7日)
受験者数:35,287人
合格者数:10,333人
合格率:29.3%

直近の試験についても、合格率を振り返ってみると・・・

第32回社会福祉士国家試験(2020年)
受験者数:39,629人
合格者数:11,612人
合格率:29.3%

第31回社会福祉士国家試験(2019年)
受験者数:41,639人
合格者数:12,456人
合格率:29.9%

第30回社会福祉士国家試験(2018年)
受験者数:43,937人
合格者数:13,288人
合格率:30.2%

第29回社会福祉士国家試験(2017年)
受験者数:45,849人
合格者数:11,828人
合格率:25.8%

こうして比較してみると、受験者数は年々減ってきている状況です。

合格率はこの数年は平均合格率30%となっています。
これは過去の社会福祉士試験と比べて高い合格率となっています。

とはいえ、合格率30%は狭き門であることに変わりはありません。

3人に1人しか合格できないということになります。

社会福祉士の資格について

社会福祉士の資格は、福祉分野で唯一の国家資格です。

名称独占資格となります。

つまり、社会福祉士試験に合格した人でなければ、社会福祉士と名乗ることができない、ということになります。

介護の仕事をしていく上では必ずしも社会福祉士の資格が必要ではありませんが、資格取得をすることで資格手当が支給され、年収アップにもつながります。

また、資格があることでキャリアアップにもなります。

社会福祉士の資格取得後に、さらに専門性の高い資格を取ることを目標とされている方もいらっしゃるかもしれません。

介護業界でキャリアを積んでいくのであれば、社会福祉士の資格は重要な資格といえます。

社会福祉士の難易度が高い理由

社会福祉士の資格の合格率が例年30%前後で推移、その前には合格率10%台ということもありました。

難易度が高い理由としては、次のようなことが挙げられます。

出題範囲が広く、覚えるのが大変

社会福祉士の資格試験の特徴はなんといっても出題範囲が広いことです。

勉強すべき範囲が広いことで、その分だけ難易度が上がると言えます。

社会福祉士試験の出題範囲、19科目(18科目群)あります。

苦手科目を作らないことがポイントとなりますが、これだけの範囲となると、どうしても苦手な科目も出てしまうでしょうし、最初に覚えたことも忘れてしまう・・・といったことが起こりやすいです。

そのため、合格点に届かず、といった方も多いようです。

反復して覚えるしかありませんが、範囲が広いため全部を覚えるのも時間的に難しい・・・と難易度を上げる理由となっています。

勉強時間が足りない

社会福祉士試験は前述したように、科目が多いです。

福祉系資格の中では最も科目数が多い試験となります。

そのため、どうしても勉強時間が足りない状況になってしまう方が多いようです。

仕事をしながら試験勉強をしている方の場合、時間の確保も大変です。
家庭もあるとなおさら学習時間を確保するのが大変に。

その上、出題範囲が広いのですからどうしても学習が手薄になってしまう科目が出てしまいます。

一夜漬けでなんとかなるほど甘い試験でもありません。
範囲の広さから、一夜漬けは無理でしょう。

とにかく継続してコツコツと試験勉強を続けることが合格のためのポイントとなります。

モチベーションを維持するのが難しい

社会福祉士試験の学習は範囲が広いこともあり、長期戦となります。

学習計画を立てて、コツコツと継続して学習していくことが合格のポイントとなりますが、長く勉強を続けていくモチベーションを維持するのも大変です。

集中して学習を行い、記憶・理解を進めていく必要があります。

記憶の定着には反復学習も大切ですよね。
そうしたことを日々繰り返していくモチベーションを維持するのは、とても大変です。

試験当日まで、モチベーションを維持できずに学習不足となり合格ラインに達することができない・・・といったことにもなりかねません。

社会福祉士試験に合格するためには、その広い学習範囲がゆえにモチベーション維持もとても重要となります。

社会福祉士試験の合格基準が厳しい

社会福祉士試験に合格するためには、以下の2つを満たす必要があります。

  • 問題の総得点の60%程度を基準に、問題の難易度で補正した点数以上の得点
  • 18科目全てで得点する(1点以上得点する)

また、社会福祉士試験に合格するには一度の試験で全科目に合格する必要があります。

社会福祉士の難易度/実務試験 パートの扱いは?

社会福祉士試験の受験資格を満たすには、養成学校や福祉系高校を卒業するルートのほか、介護業務で3年以上(従業期間1,095日、従業日数540日以上)の経験を積む「実務経験ルート」があります。

介護の仕事をしている方は、実務経験ルートを選ぶのが良いでしょう。

雇用形態も正社員ではなく、パートやアルバイトとして働いている方もいらっしゃると思います。

パートやアルバイトとしての勤務でも、条件を満たせばOKとなります。

社会福祉士 養成施設 働きながら

働きながら社会福祉士を目指したい、という方もいらっしゃるでしょう。

その場合、一般養成施設を選ぶ、学ぶことになるかと思います。

  • 通信
  • 夜間
  • 日中

とコースがあり、都合に合わせて学ぶことができます。

通信制のスクールであれば、仕事と勉強を両立しやすいと思います。

介護職として働きながら夜間スクールで学ぶ場合、残業の不安もあるかもしれません。

通信コースの場合、スクーリングの多くは土日に実施されます。
働きながらでも予定を調整しやすいのではないでしょうか。

社会福祉士を取得するための費用

社会福祉士になるには、社会福祉士の国家試験を受けなくてはなりません。

受験資格が設けられていますから、福祉系の4年制大学や短大などに進学をして卒業する必要があります。

4年制の大学に進学する場合には、入学から卒業まで400万円前後かかることになります。

短大の場合には、200万円前後。

専門学校の場合には、150万円前後、といった費用でしょうか。

通信制で学ぶこともできます。
その場合、80万円前後という費用感です。
他の学び方と比較をして安価であることが通信制の魅力です。

ただし、通信制の場合には一人で勉強を継続しなければならず、大変さがあります。

社会福祉士の指定科目

社会福祉士の指定科目は以下となります。
(平成21年4月1日以降)

1 人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム のうち1科目
2 現代社会と福祉
3 社会調査の基礎
4 相談援助の基盤と専門職
5 相談援助の理論と方法
6 地域福祉の理論と方法
7 福祉行財政と福祉計画
8 福祉サービスの組織と経営
9 社会保障
10 高齢者に対する支援と介護保険制度
11 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
12 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
13 低所得者に対する支援と生活保護制度
14 保健医療サービス
15 就労支援サービス、権利擁護と成年後見制度、更生保護制度 のうち1科目
16 相談援助演習
17 相談援助実習指導
18 相談援助実習

社会福祉士を取得するまでの勉強時間

社会福祉士試験に合格するために必要な勉強時間は、約300時間、と言われています。

試験日から逆算をして、どのくらいの学習ペースで進めていけばいいか、最初にスケジュールを立てることが大切になります。

働きながら勉強する方もいると思います。

休日は6時間ほど勉強する計画を立てます。
土日で12時間。

平日は2時間は勉強時間を捻出する予定とします。

1週間で22時間。

1ヵ月で80時間ちょっと。

300時間を超えるには、4ヵ月かからない位の期間を見る必要があります。

勉強は予定通りに進まないかもしれません。

少し余裕を持ったスケジュールにしたいところです。

社会福祉士の試験は、1年に1回です。
チャンスを逃さないように、しっかりと計画立てて勉強を進めていく必要があります。

社会福祉士資格を取得するメリット

社会福祉士資格を取得するメリットをご紹介します。

資格取得をするメリットがあるからこそ、長い期間の試験勉強も乗り切れるというものですよね。

社会福祉士の資格取得によって、福祉分野で活躍できる

社会福祉士の仕事は「相談業務」です。

日常生活を営むのに支障がある方たちに、助言や指導、福祉サービスの提供を行います。事情を聴き、相談にのり、助言を行います。

生活相談員や支援相談員として。
医療ソーシャルワーカーや児童福祉司として。

勤務する場所によって呼称は変わりますが、福祉の幅広い分野で活躍しやすくなります。

介護職として働いてきた方も、社会福祉士の資格を取得することで、それまでの介護業務以外の仕事が広がっていきます。

様々な職場で活躍しやすくなります。

やりがいのある仕事をしやすくなる

社会福祉士の資格を持つことで、相談業務を行いやすくなります。

介護職としての仕事も「人の役に立つ仕事」ではありますが、相談員として相談者が困っていることを聴き、解決に導くことは大きなやりがいにつながります。

相談者にとっての生活の困りごとは、人生の困りごとになっていることも多く、その解決のための手助けができることは大きなやりがいにつながるといえると思います。

アドバイザーとしての立ち位置で働くことが出来る

介護職として働いてきた方の中には、腰痛や膝の痛みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

介護の仕事は夜勤もありと体力勝負で、大変さを感じてきた方も多いと思います。

社会福祉士の仕事は基本的には夜勤なし、日勤です。

体力勝負の仕事というよりは、知識と経験によるアドバイス、相談者の困りごとをしっかりと聴き、解決策を提案するお仕事となります。

介護職としての働き方に辛さを感じていた方は、社会福祉士としての働き方が魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。

社会福祉士が活躍できる職場

社会福祉士の資格を取得後、活躍できる職場は様々あります。

  • 病院のソーシャルワーカー
  • 児童相談所の児童福祉司
  • 障害者施設の相談員
  • 老人ホームなどの生活相談員

他には医療機関、学校や学童、地域包括支援センターなどに職場を求めることもできます。

安定した働き方をしたい場合には、公務員として働くという選択肢もあります。

市役所などにある福祉課、保健所や保健センターに勤務する道もありますので、社会福祉士の資格を取得することで働く場、転職先は開けるといえます。

ハローワークや求人サイトなどを通じて、求人を探すのが一般的です。

また公務員として転職をお考えであれば、募集をチェックしてみてください。

社会福祉士は難易度は高いが、40代・50代におすすめ介護資格

社会福祉士は介護業界でキャリアを積んでいきたいと考える40代、50代におすすめの資格です。

働き方も基本的には夜勤なし、日勤の勤務が中心です。

介護職は体力の必要な仕事ですし、長く腰痛などに悩まされている方も多いと思います。

社会福祉士として働く場合、そうした体力的な仕事よりも知識や経験が重要となります。

人の役に立つ仕事として、ステップアップを目指していきたい方にも社会福祉士はおすすめの資格です。

社会福祉士試験の難易度、合格率 まとめ

社会福祉士試験について、ご紹介をしました。

社会福祉士試験の難易度、合格率について。
また資格を取得後の活躍できる職場についてもご紹介しました。

資格取得を機に、働く場を変えたい、転職したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

社会福祉士の資格取得後、働く場所の選択肢は広がります。

高齢者施設で相談員として働きたい、児童相談所で児童福祉司として働きたい、など。

希望の働き方を実現するために資格取得を目指している方も多いと思います。

資格取得のための勉強時間を確保しやすい職場への転職をお考えの方は、今よりも高待遇の職場をお探しの方は、

など介護業界に特化した転職エージェントに相談されることをおすすめします。

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